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創立70周年を迎えるマガジンハウスが刊行している雑誌『Casa BRUTUS』のNewsstand版が4月16日にリリースされた。合わせて、NTTドコモの電子雑誌読み放題サービス「dマガジン」のラインアップにも加わっている。
Casa BRUTUSの電子版自体は2014年11月から提供が始まっているが、マガジンハウスではアドビ システムズの電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」(Adobe DPS)を新たに採用、今回のNewsstand版がAdobe DPSを採用した同社初の雑誌となる(なお、同社は従来から雑誌制作にAdobe InDesignを使用している)。
Newsstand版は日本版と国際版を制作、全世界に配信する。最新号の特集は『メイド・インUSAカタログ2015』。
Adobe DPSの「First Folio Free」機能を用い、アプリの初回ダウンロード時に最新号を無料で提供。定期購読契約や個人情報の提供に同意すると1か月分の無料購読期間がついてくる。単号の価格はCasa BRUTUSが720円、Casa BRUTUS Magazineが960円。
同社では今後、ムックや特別編集号の配信、プリント版定期購読およびWebマガジン「casabrutus.com」と連携した各種サービスや特典の提供を予定する。
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