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スクウェア・エニックスHD、2015年3月期の連結決算を発表――出版事業が伸長
出版事業は2014年3月期と比べ、売上高は102億円から115億円、営業利益は23億円から32億円、営業利益率は22.4%から28.1%に成長した。
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スクウェア・エニックス・ホールディングスは5月12日、2015年3月期の連結決算を発表した。
売上高は1679億円で前年比8.3%増、業利益は164億で前年比55.8%増、経常利益は169億円で前年比35.5%増、純利益は98億円で、前年比49.0%増となった。
デジタルエンタテインメント事業では2014年3月期と比べ家庭用ゲーム機の大型新作タイトル発売が少なかったものの、リピート販売が好調。ブラウザゲームやスマートフォン向けゲーム、多人数参加型オンラインゲームが安定した収益をみせた。アミューズメント事業では消費税率の引き上げによる影響を受けたが効率的な店舗運営に努め業績は堅調に推移。2016年3月期は新筐体や電子マネーの導入、外国人観光客の取り込みなどにも注力する。
出版事業は2014年3月期と比べ、売上高は102億円から115億円、営業利益は23億円から32億円、営業利益率は22.4%から28.1%に伸びており、電子書籍事業も倍近く成長。特に『ばらかもん』(ヨシノサツキ)や『月刊少女野崎くん』(椿いづみ)のテレビアニメ化など、メディアミックス作品のコミックスが好調な売り上げを見せたという。2016年3月期は『賭ケグルイ』(原作:河本ほむら 作画:尚村透)や2015年7月にアニメ放送予定の『青春×機関銃』(NAOE)などのヒットタイトル創出に注力するほか、アジアを中心とした海外へも積極的に事業展開していく。
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