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5月26日、映画『天の茶助』の原作小説が発売された。執筆は、SABU監督が自ら担当したほか、装画を漫画家の大友克洋さんが手掛けている。価格は600円(税別)。
2人は、1991年に大友さんが監督した実写映画『ワールドアパートメントホラー』に、SABUさんを主演として起用したことがきっかけで親交があり、今回のコラボが実現した。
同作は、人間たちが「シナリオ」通りに生きる世界を舞台に、天界の住人・茶助が恋した女性・新城ユリを死の運命から救うべく人間界に降り立つというストーリー。主演は松山ケンイチさんが務め、6月27日から全国で公開される。
見た瞬間、震えが止まりませんでした。あまりに圧倒的で、感動と衝撃が混ざり合ってしばらく気をつけの姿勢のまま「うわ〜、凄ぇ〜、うぉぉぉ〜、」と唸り声をあげていました。本物とはこういう事か…と感動やら反省やらで、とてつもない人にとんでもないお願いをしていたことに自分で驚き、世界中が憧れる大友克洋監督が自分の小説の表紙を描くことを快諾して下さったことに感動し、反省と感動を繰り返した至福の時間でした。いつか自分も本物になれるのか、この画を前にしては途方に暮れてしまいますが、少しでも近づけるように、う〜ん、そんな事より、今はただただこの感動に浸っていたいです。――SABU監督のコメント
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