大日本印刷(DNP)は6月24日、デジタル絵本の活用を支援する「DNPデジタルえほんサービス」に、図書館専用の絵本10タイトルをまとめた新たなパッケージを加え、図書館向けに販売を開始した。
同サービスは、デジタル絵本を年齢や興味別に「おはなし」「まなび」「あそび」の3つに分け、10タイトルごとにパッケージ化して提供するもの。タブレットのレンタルや販売も行っている。
札幌市中央図書館では6月13日〜7月3日まで、DNPデジタルえほんサービスの実証実験を実施中。図書館の利用に必要な機能・サービスを抽出して、今後の開発に役立てていく。同サービスは、7月1日〜7月4日に東京ビッグサイトで開催される「第22回東京国際ブックフェア」のDNPブースにて出展予定。今後は2016年度までに、同サービスを図書館10館へ導入していきたいとしている。
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