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ブックビヨンド、地域のデジタルコンテンツ配信を「wook」で支援
電子図書館サービスの開設、運用、電子書籍制作、プロモーションを代行する新サービス「ライブラリープロデュース」を提供開始する。
学研グループのブックビヨンドは7月1日、同社が運営する電子書籍出版・書店開設プラットフォーム「wook」上にデジタルコンテンツの配信を行う専用ライブラリを開設する地方自治体、学校、企業などに向け、運営や配信などを一括代行する「ライブラリープロデュース」の提供を開始した。
専用ドメイン設定・ライブラリ開設などを行う「開設代行」が初期費用10万円、電子書籍の公開・配信設定や問い合わせ対応なども含めた「運営代行」が月額5万円、EPUB電子書籍の制作を行う「電子書籍制作代行」が月額15万円、プレスリリースの作成・配信や新刊プロモーションなどを実施する「プロモーション代行」が月額5万円、フルパッケージは初期費用10万円、月額25万円。価格はすべて税別。
サービス開始を記念し、初期費用無料、初年度システム利用料を10%オフとするキャンペーンを行う。受付は7月31日まで。今後も同社は、地域ならではの出版物や自治体刊行物、郷土資料などを保有する地方出版社や財団法人、地方自治体、学校・公共団体などの電子出版支援サービスを提供するとしている。
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