第3回「なろうコン」、グランプリは『俺の死亡フラグが留まるところを知らない』
グランプリと金賞4作品、大賞16作品が決定。受賞作は、宝島社やぽにきゃんBOOKSなど各出版社から書籍化される。
クラウドゲームスは7月1日、ヒナプロジェクトが運営する投稿型の小説サイト「小説家になろう」で実施した第3回「エリュシオンノベルコンテスト(なろうコン)」の最終選考結果を発表。グランプリには、泉さんの『俺の死亡フラグが留まるところを知らない』が選出された。
同コンテストは、主婦の友社、新紀元社、宝島社、双葉社、ポニーキャニオン、マイクロマガジン社、冒険企画局、クラウドゲームスなどが選考し、受賞作品を書籍化するというもの。今回は6284作品の応募があった。
金賞は、ユウシャ・アイウエオンさんの『ああ勇者、君の苦しむ顔が見たいんだ』、北瀬野ゆなきさんの『邪神アベレージ』、青山有さんの『救わなきゃダメですか?異世界』、江本マシメサさんの『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』の4作品、Webサイトではそれぞれの講評と応援コメントを掲載している。
このほか、ユウリさんの『異世界ダンジョンでRTA』、黒六さんの『異世界でも鍵屋さん』、笹の葉粟餅さんの『異世界太腕漂流記〜乙女ゲームは衰退しました〜』、天那 光汰 (=ΦωΦ= )さんの『おひとりさまでした。〜アラサー男は、悪魔娘と飯を食う〜』、厳さんの『騎士団付属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません。』、長考師さんの『救いをこの手に』、戸津秋太さんの『戦慄の魔術師と五帝獣』など16作品が入賞となった。
受賞作はそれぞれ宝島社・双葉社・新紀元社の単行本、ポニーキャニオンの出版レーベル「ぽにきゃんBOOKS」、マイクロマガジン社の「GCノベルズ」から書籍として出版されるほか、グランプリには賞金100万円、金賞には賞金30万円、受賞には賞金10万円がそれぞれ贈られる。
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