学校独自の電子書店開設をサポートするサービス「学校書店.com」を提供するタカヤコミュニケーションズは7月27日、同サービスのデモサイトとして「高屋大学書店」をオープンした。
学校書店.comでは、主に「学校独自の教材の電子化」「電子書店の開設」をサポート。教師が執筆した学術書やオリジナル教材の電子化を制作支援することで、印刷部数の調整や印刷コストの問題を解決できるとしている。電子書籍はEPUBなどのフォーマットで制作でき、動画やAR/VRなどを取り入れることも可能だという。
そうしたコンテンツを学校独自で販売できる電子書店システムの開設も手掛ける。電子書籍の閲覧にはReadiumやファイルサイドロードできるアプリが想定されているようだ。
デモサイトでは開設後の完成イメージ、購入フローを確認できる。
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