コンビニエンスストア大手のローソンは、9月28日からローソン店舗に専用の商品棚を順次導入し、書籍の販売を拡大すると発表した。まずは設置が可能で売上が見込める約1000店舗に順次導入する。
通常、ローソン店舗ではコミックを除く書籍を10〜20アイテムほど販売しているが、専用商品棚では、小説文庫や雑学文庫、ビジネス書、料理・健康の実用書など、「人気の本」約75アイテムを取りそろえる。専用商品棚は幅60センチ、高さ120センチの棚が2本。
ローソンでは2014年6月から一部店舗で専用商品棚を用いた書籍販売を行ってきたが、雑誌と書籍を合わせた売上高は約1割増加。また、共通ポイントサービス「Ponta」の購買データ分析によると、書籍購入者の来店リピート率は通常より約20ポイント高く、来店客数の増加につながっているという。
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