講談社ブルーバックは9月17日、日本火山学会の『Q&A 火山噴火 127の疑問 噴火の仕組みを理解し災害に備える』を発売する。価格は900円(税別)で、256ページ。9月25日には電子書籍版も配信予定。
同書は2001年に刊行し、火山に関するさまざまな疑問を解説した『Q&A 火山噴火』に、災害対策などの最新情報を加えた改訂版。2014年9月の御嶽山噴火の際に「Q&A 火山噴火」を期間限定で全文無料公開したところ、10万PVを超える反響があったことなどを受け、9月11日〜9月16日の6日間に掛けて、講談社の「現代ビジネス」サイト内で同書の一部を順次公開している。
9月11日には「いま日本の火山はどうなっているか〜東日本大震災と火山活動活発化の関係は?」、12日には「世界で一番大きい噴火はいつ、どこで起きたか」、13日には「気になるあの山、こんどはいつ噴火する? 浅間山・有珠山・三宅島・雲仙普賢岳」、14日には「知っておきたい! 富士山大噴火で予想される被害」を公開した。
また「講談社BOOK倶楽部」サイト内に特集ページ「知って備える・災害関連書特集」を開設。講談社ブルーバックの発行した火山や気象、津波などの書籍を集め、一部作品の試し読みなども提供している。
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閲覧は基本無料、毎月更新していく。
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