「使った分だけ課金する」ための計測ツールを日本HPが発表
| 【国内記事】 | 2001.07.18 |
日本ヒューレット・パッカード(HP)は7月18日,ネットワークやサービスなどの使用料をIPベースで計測し,それを基にユーザーへの課金を行えるようにする「hp internet usage manager(hp IUM)v3.1」を発表,同日より出荷を開始した。
ASPやインターネットデータセンター(iDC)の中には,定額料金やセッション単位に課金する方式を採用せず,ユーザーがサービスを利用した量に応じて課金を行おうとする事業者もある。だがこの際,正確にネットワークやサービスの使用量を把握することは困難だった。
hp IUM v3.1はこうしたニーズに対して提供される製品だ。ネットワークに接続された機器からさまざまな情報を収集,フィルタを経て解析した上で,課金に必要なデータを抽出することができる。ASPやiDCでは,このデータを基にして課金を行えるほか,サービスやネットワーク,サーバの増強・拡張など,今後のプロビジョニングに役立てることが可能だ。
hp IUMは,100% Pure Javaで開発されたミドルウェアだ。分散アーキテクチャCORBAを採用し,システムの負荷分散と拡張性を実現した。収集されたデータは,ASCII固定長,ASCIIデリミタ付き,バイナリ,HTML,XML,IPDRといった形式で出力できる。
新バージョンでは,同社のシステム管理製品「hp OpenView Operation」との統合によって,課金の基となる情報をよりきめ細かく収集できるようになった。また,2バイト文字コードのサポートによって,日本語で出力されたログも処理できる。さらに,WebやDNS,FTP,プロキシと言った各種サーバのほか,RMON MIBやWANプローブ,シスコシステムズやジュニパーネットワークス,エクストリームネットワークスなどのネットワーク機器など,情報収集の対象となる機器を大幅に拡大し,さまざまな利用形態に適用できるようにした。
hp IUMの対応プラットフォームは,HP-UX 11x,RedHat Linux 6.2,Solaris 7,Windows NT 4.0/2000などで,Java SDK 1.2.2.08以降のバージョンに対応している。価格は,CPU当たりで課金される「シングル・マシンライセンス」の場合,1CPUにつき24万円。コレクタ単位で課金される「コレクタ・ライセンス」では,350万円からとなる。
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[ ITmedia]
