「社員の能力をもっと引き出せ」,ExchangeとExLook 2000で新しいモーバイル戦略

【国内記事】2002.2.18

 マイクロソフトの企業向けの中心的な製品に,メールやスケジュールを管理するグループウェア「Exchange Server 2000」がある。Exchangeのユーザーで,特に外出することの多い営業マンなどには,自分のスケジュールやメールに携帯電話やPDAなどのモーバイルデバイスでアクセスしたいというニーズも多い。

 これを実現する製品をビービーシステム(BBS)が「ExLook2000 for Exchange 2000 Server」として展開している。同社は,マイクロソフトの.Net Enterprise Servers製品群にアクセスするためのAPIを持つ「ExLook Enterprise Server」も発表している。.Netであらゆるデバイスをインターネットに接続することを大きな目標として掲げるマイクロソフトにとって,BBSは重要なパートナーだ。

 BBSは,モーバイルソリューションでマイクロソフトと業務提携しており,マイクロソフトの次世代のモーバイルプラットフォームである「Mobile Information Server」(MIS)の開発において,ノウハウを提供している。ExLookは,MISが登場するまでの過渡的な製品という位置付けにもなるという。

 BBSで取締役本部長を務める国澤宏一氏と,マイクロソフトの各イベントでもプレゼンテーションを行っているセールスマーケティンググループの門田真弓氏に話を聞いた。

国澤氏(左)と門田氏。マイクロソフトのMCSP/LAR Award ISVアワード受賞の盾も見える

 ExLook 2000 for Exchange 2000 ServerはExchange 2000ベースで構成されている会社のメールやスケジュールを携帯電話などを使ってデスク以外で見るための製品。国澤氏は「席を立ったらモーバイルは始まっている」と話す。社内も含め,ユーザーがいつでもどこでもサーバにある必要な情報にアクセスできるようにすることが可能になる。

 導入する企業にとってのメリットは,携帯電話がだれもが持っているデバイスであること。新しいデバイスを買う必要がなく,使い方の説明なども含めて,簡単に導入することができるという。

 また,同製品は,Windows 2000のActive Directory(AD)を活用できるため,ExLook自身は一切ユーザー管理をする必要がなく,管理がしやすい。

ExLook 2000の画面。メールの送受信や仕事の予定の確認,住所録などの機能が見える
 一方,実際に営業マンなどが利用した場合,従来のようにメールをチェックするためだけに帰社する必要がなくなることが利点となる。そのため,営業マンは顧客とコンタクトする回数や時間を増やすことができるという。さらに,商談中に最新の情報にアクセスできるため,取引が成立する確率が大幅に上がることが期待できるしている。

 現在対応している携帯電話は,i-モード,EZWeb,J-Sky,PHSではH”。また,Pocket PCやHandheld PCにも対応しており,PDAからも利用することができるという。

ユーザー事例「GEエジソン生命保険」

 ExLook 2000の導入事例として,国澤氏はGEエジソン生命保険を挙げた。

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[怒賀新也 ,ITmedia]