コンコルドが「eHealth Suite 5.0」に,シスコ製ルータのMPLS監視機能を追加
| 【国内記事】 | 2002.3.15 |
コンコルドコミュニケーションズ(コンコルド)は3月15日,同社が提供しているパフォーマンス管理ソフトウェア「eHealth Suite 5.0」に,シスコシステムズのルータが搭載しているMPLS機能に特化した品質管理(QoS)保証機能を追加したことを発表した。
シスコシステムズのルータ製品は,NTTコミュニケーションズが提供するIP-VPNサービス「Arcstar IP-VPN」をはじめ,多くのIP-VPNサービスで採用されている。
今回コンコルドがeHealth Suite 5.0に追加した機能は,このシスコ製ルータを通過するトラフィックについて,MPLSのラベルに基づく振り分け作業や動作を詳細に監視,分析するものだ。これにより,MPLSのラベルに基づいて適切に優先順位が与えられているかどうか,また遅れやボトルネックが発生していないかを視覚的に把握することができる。事業者はこの情報を元に,トラフィックを適切な順番で処理させるよう設定を行い,重要なサービスの品質を維持できるという。
現在キャリアやサービスプロバイダーの多くは,付加価値サービスの一環として,MPLSを基盤に品質を保証したVoIPサービスやストリーミングサービス,優先的にトラフィックを送信するいわゆる「プレミアサービス」を展開するほか,一連のサービスの品質を保証するSLA(Service Level Agreement)を設定している。
eHealth Suite 5.0に追加された新機能によって,これらサービスの動作状況を詳細に確認し,トラブルの予兆を事前に把握することが可能となる。合わせてSLAに沿ったサービスも実現される。同社によれば,こうした機能を提供するのはeHealth Suite 5.0が初めてという。
コンコルドではeHealth Suite 5.0のユーザー向けに,追加コンポーネントの形で,無償でこの機能を提供する。
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[ ITmedia]
