Webサイトのパフォーマンス問題を明確にするマーキュリーの「Topaz」技術
| 【国内記事】 | 2002.4.04 |
Webサイトのパフォーマンスの悪化は,ダイレクトにビジネス(売り上げ)に影響する。マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンは今年,Webパフォーマンス監視分野への展開を強力に推進する。
ADSLをはじめとするブロードバンドによりインターネットの常時接続環境が拡大するに伴い,マルチメディアを利用したコンテンツサービスも急速に増大している。そこで,気になり始めるのが各Webサイトのパフォーマンスだ。
e-ビジネスサイトには,「8秒ルール」というものが存在している。これは,Webサイトの利用者は,8秒以内にレスポンスがないWebサイトからは離れていってしまうというものだ。それだけならいいが,1度離れていった利用者を引き戻すには,初期投資の7倍のコストを必要とするという報告もある。
同社の提供するWebパフォーマンス監視ソリューションである「Topaz」およびTopazの技術をベースとしたWebパフォーマンス監視サービスの「ActiveWatch」は,Webサイトにアクセスする利用者が実際に体感するパフォーマンスを正確に計測し,Webサイトのどこに問題があり,どう解決すべきかを明確にしてくれる。
Topazは,Webサイトに発生するパフォーマンスの問題を監視し,診断するためのWebパフォーマンス監視ソリューション。Webサイトの利用者が体感するパフォーマンスを測定し,サービス提供側にあるパフォーマンスに関する問題点を明確にすることで,根本的な解決策を明らかにすることが可能だ。
同製品は,パフォーマンス問題の問題を早期に警告してくれる「Topaz ActiveAgent」と24時間×365日のすべてのユーザー体験を監視する「Topaz Prism」の2つの製品で構成される。最大の特徴は,監視される側に一切ソフトウェアを導入する必要がないこと。これにより,監視するWebサイトやWebサイトの利用者に全く影響することなく,Webサイトのパフォーマンス監視を行うことが可能という。
Topazを利用することで,利用者のPCの問題からインターネットのボトルネック,ファイアウォールの性能,負荷分散の問題,Webサーバの処理性能,アプリケーションサーバの問題,データベースやサーバOS上の問題まで,エンド・ツー・エンドのパフォーマンスに関する問題点を見つけ出すことができる。
このTopazの技術をベースに,24時間×365日体制でWebサイトのパフォーマンスを監視するのがActiveWatchだ。同サービスは,アウトソーシングサービスとして提供されるので,ハードウェアやソフトウェア,専任の担当者などを準備する必要がないのが特徴。ActiveWatchを利用することで,パフォーマンスの問題を気にすることなく,本来の業務に専念することができるという。
またActiveWatchでは,希望により世界200個所以上にあるアクセスポイント(POP)からの監視を行うことも可能だ。
[山下竜大 ,ITmedia]
