エンタープライズ:ニュース 2003/07/08 14:56:00 更新


Linksysが自社無線LAN機器のファームウェアをGPLに基づき公開

LinksysはLinuxを採用している自社無線アクセスポイントのファームウェアをGPLに基づき公開した。同社は1カ月前、GPLの利用に関して嫌疑がかけられていたが、最新ファームウェアのソースコードを公開している。(IDG)

 今年初めに5億ドルでCisco Systemsに買収された無線ネットワーク専門会社のLinksysは、今年6月に複数のGPLプロジェクトの成果を自社ファームウェアに使用したがソースを公開せず、また、GPLを利用したとの記述もしていなかったという嫌疑がかけられている。

 しかし、1カ月で同社の方針は修正された。

 Linuxベースの802.11gアクセスポイント用ファームウェアをソースコードを公開せずに出荷することはGPLの違反になる。Linksysの関係者はソースコード公開の義務を知らなかったか、知っていたとしてもそれは企業の通常業務に押し流されてしまったようだ。しかし、彼らの名誉のために追記しておくと、Linksysはわずか4週間のうちに過ちを認め、今ではWRT54G無線アクセスポイントで動作するソースコードをGPL公開しているのだ。

 TivoのようにGPLに対して非常に慎重な取り組みをしているこの業界において、Linksys/Ciscoはこの件が過失としては済まされないことをすばやく認識した。Linuxデベロッパーにとって、このソースコード公開は、たとえばIPsecとネイティブIPv6をサポートしたアクセスポイントのファームウェアを構築する上で大きな可能性をもたらしてくれるものだ。

 LinksysのGPL違反問題を最初に取り上げたアンドルー・ミクラス氏によれば、LinuxはBroadcom製の無線LANチップセットもサポートしているとしている。LinksysルータのMIPS製プロセッサでLinuxを動かしているなら、「下記のBroadcom製チップはLinuxでサポートされていそうだと推測できる」という。

  • Broadcom BCM4301 Wireless 802.11b Controller

  • Broadcom BCM4307 Wireless 802.11b Controller

  • Broadcom BCM4309 Wireless 802.11a Controller

  • Broadcom BCM4309 Wireless 802.11b Controller

  • Broadcom BCM4309 Wireless 802.11 Multiband Controller

  • Broadcom BCM4310 Wireless 802.11b Controller

  • Broadcom BCM4306 Wireless 802.11b/g Controller

  • Broadcom BCM4306 Wireless 802.11a Controller

  • Broadcom BCM4306 Wireless 802.11 Multiband Controller

 「このリストはlib/modules/2.4.5/kernel/drivers/net/wl/wl.oを動かして確認した」とミクラス氏は述べている。

[IDG News Service]

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