プラネックスコミュニケーションズは、個人情報保護法への対応を念頭に置き、保険も自動付帯した無線LANシステム「シークレットスパイダー」を発表した。
プラネックスコミュニケーションズは3月29日、個人情報保護法への対応を念頭に置いた無線LANシステム「シークレットスパイダー」を発表した。
シークレットスパイダーは、同社と東京海上日動、タウルス、アルテミスの4社が共同で開発した無線LANシステム。無線LANシステムをコントロールするアプライアンスのほか、802.11a/b/gに対応した無線LANアクセスポイントとPCカードから構成されている。これらは、送信/受信側の両方に複数のアンテナを用意し、データを分割して送信する「TrueMIMO」技術もサポートしているため、最大で108Mbpsでの通信も可能という。
特徴は、WEP、WPAや802.1xといったセキュリティ標準をサポートするほか、秘密分散法方式に基づく暗号化、アプライアンス側での不正アクセス/ウイルス対策といったセキュリティ機能を搭載している点だ。同社によれば、個人情報保護法のガイドラインで定められている「技術的安全管理措置」に完全準拠しているという。
また、万一個人情報漏えい事件が発生してしまったケースに備え、東京海上日動火災保険の「個人情報漏えい保険」が付帯している。
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