インターネット上で個人情報を登録する際の規約の確認状況は、47%が「ざっと目を通す程度」と答え、「念入りに確認している」とした人は10%程度だった。
ネットアンドセキュリティ総研(NS総研)は3月31日、インフォプラントが1月に調査した消費者の個人情報意識の一部結果を発表した。
18歳以上のネットユーザー男女1000人にインターネットのパネル調査を行ったもの。
インターネット上で個人情報を登録する際に規約を確認しているかたずねたところ、47%が「ざっと目を通す程度」と答え、「念入りに確認している」とした人は10%程度だった。規約の保管も書類による登録保管に比べて34ポイント低く、70%程度が保管していないという結果だった。
また、登録時に抵抗を感じる情報1位が「クレジットカード番号」(77.7%)、2位は「口座番号」(70.3%)と、金融に関するものが多く、情報の流出を懸念する声が多かった。
NS総研では、個人情報保護法施行後の消費者の行動予測について調査した詳細なレポートを販売している。
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