大塚商会、個人情報保護対策に適したPDF作成システムを販売

大塚商会は、個人情報保護対策に適したPDF作成システムを5月12日から販売する。

» 2005年05月11日 15時56分 公開
[ITmedia]

 大塚商会は、個人情報保護対策に適したPDF作成システムを5月12日から販売する。PDFに変換する際にセキュリティ設定を付与でき、個人情報保護法などへのコンプライアンス対策に有効だとしている。

 同システムは、アドビ システムズと日立ソフトウェアエンジニアリングとの共同で提供するもの。アドビのサーバ製品を核に日立ソフトの「Adobe Document Server with Renopulse」を組み合わせ、大塚商会がセキュリティや文書管理コンサルティング、ネットワーク構築を提供する。

 PDFを開くパスワード設定をしたり、印刷/変更を禁止したPDFを作成するなどの設定ができるほか、サーバライセンス形式で全社的にPDFを生成できる環境を構築でき、Webサーバからクライアントモジュールをダウンロードさせる運用が可能なため、導入コストや教育コスト抑えられるという。

 PDF作成に対応するファイルは、Microsoft Word、Excel、PowerPoint、一太郎2004、PostScript、EPS(Encapsulated)となっている。価格は300万円から。コンサルティングは別料金としている。

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