NEC、中規模向けにモバイルセントレックス用スターターパック

» 2005年02月23日 18時38分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 NECは2月22日、100〜500回線規模のIP-PBXサーバ「UNIVERGE SV7000SS」と、UNIVERGE SV7000SSを中心に、関連製品を組み合わせたソリューションパックの提供を開始した。

UNIVERGE SV7000SS。100回線規模で80万円から

 ソリューションパックは2種類。「IPテレフォニーパック」は、UNIVERGE SV7000SSとIP電話端末10台をセットにしたパックで、150万円から。IP電話端末を500台まで拡張できる。

 「UNIVERGE “FOMA”連携スタータパック」は、中堅企業や、大企業の拠点・部門ごとにモバイルセントレックスを導入できるパッケージ製品。UNIVERGE SV7000SSに、無線LAN&FOMAデュアル端末「N900iL」のライセンス10台分、無線LANシステム「UNIVERGE WLシリーズ」、ユーザー認証用のRADIUSサーバなどを組み合わせた。基本パックでは音声通話のみをサポートしているが、IM(インスタントメッセージ)やプレゼンス機能、社内メールやグループウェアを使いたい場合には、オプションで対応する。3月売り上げまでのキャンペーン価格で295万円から。N900iLは別売りとなり、1台4万5000円。

 必要なハードウェア、ソフトウェアの連携があらかじめ検証されているので、短期間にローコストでモバイルセントレックスシステムを導入できるとする。

UNIVERGE “FOMA”連携スタータパックのシステム構築例


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