NTTコム、企業向けIP電話でメッセージボックス機能

» 2005年04月18日 22時57分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズは4月19日より、企業向けIP電話サービス「.Phone IP Centrex」で、「メッセージボックス機能」「番号ポータビリティ」などの機能拡充を行う。

 「メッセージボックス機能」は、着信および伝言メッセージの有無を、携帯電話やPCに電子メールで通知するサービス。メッセージセンタに電話することで、登録されたメッセージの内容を確認・転送することができる。また、PCあての通知メールに、伝言メッセージを音声ファイルとして添付して送信する機能の提供も予定されている。

 提供条件は「.Phone IP Centrex for Arcstar IP-VPN」「.Phone IP Centrex for e-VLAN」「.Phone IP Centrex for OCN (カテゴリーT)」「.Phone IP Centrex for Group-VPN」を利用していること。利用料金は初期費用がCUG(クローズドユーザーグループ)ごとに10,500円、番号ごとに1050円、月額利用料金は番号ごとに315円。受付は4月19日より開始する。

 「番号ポータビリティ」は一般加入電話番号での発着信を実現するサービス。着信機能については、すでに「着信番号ポータビリティ」として提供されているが、発信に関しても、現在使用している一般加入電話番号を変更せず、そのまま使用できるようになる。

 「.Phone IP Centrex for Arcstar IP-VPN」「.Phone IP Centrex for e-VLAN」の利用が提供条件となっているが、アクセスネットワークによっては利用できない場合もある。受付開始は4月19日から、提供エリアは一部を除く日本全国。月額利用料金は一般加入電話番号ごとに525円。

 その他、4月下旬からは「.Phone IP Centrex for OCN (カテゴリーT)」で、IP-PBX接続プランが提供開始される。従来の「Arcstar IP-VPN」と「e-VLAN」に加え、企業向けOCNサービスもアクセスメニューとして利用可能になる。

 基本料金は050番号・chごとに630円、ch数を超える050番号ごとに420円、また付加機能料金として複数IPアドレス利用料9450円となっている。

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