リクルートとサイバード、住宅情報分野でおサイフケータイを活用

» 2005年11月25日 17時11分 公開
[ITmedia]

 リクルートとサイバードは11月24日、FeliCa搭載携帯電話や非接触ICカードを活用して、消費者の動向を捕捉可能な新サービスを開発したと発表した。

 まず、リクルートが展開しているWebサイト「住宅情報ナビ」でシステムを試験導入し、2006年2月にサービス提供を開始する。マンション購入検討者が、同サイトで事前登録し、サイトの広告情報に掲載されているモデルルームを実際に訪問すると、おサイフケータイや非接触ICカードを備え付けの読みとり機にかざすことで、電子マネーなどのインセンティブを受け取るという仕組み。

 事前登録を行っていない利用者はインセンティブを受け取れないため、広告主はこれまでアンケートでしか捕捉できなかった、消費者の動向を確実に捉えることができ、顧客誘導に効果のあった媒体が何かを把握することが可能になる。

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