NETGEARのWi-Fi携帯など、Skype対応機器がCESに集結2006 International CES

» 2006年01月05日 11時54分 公開
[ITmedia]

 Skypeに対応した初のWi-Fi携帯電話が、NETGEARから登場する。Skype対応デバイスはこのほかにもD-Linkから従来の固定電話用のSkypeアダプタが、IPEVOからMac対応ドライバを用意したワイヤレスのUSBハンドセットが1月3日、発表された。これらの製品は2006 International CESで展示される。

 NETGEARの「Wi-Fi Skype携帯」は、自宅でも仕事先でもWi-Fiのアクセスポイントさえあれば単独でSkype通話が可能。Skypeソフトウェアがプリインストールされており、Skypeのユーザー名とパスワードを入力するだけで利用できるという。PCとの接続は不要。Wi-Fi Skype携帯の画面にはSkypeに登録しているアドレスリスト、通信状態が表示される。Skypeユーザーへの通話は無料で、非Skype電話への通話はSkypeOutを使い、安価に利用できる。

 D-Link Skype USB電話アダプタ(DPH-50U)は、固定電話とSkypeを切り替え、固定電話の受話器からSkype通話を可能にする。家庭内のコードレス電話などからでもSkypeを使った無料通話が可能になる。DPH-50Uの推奨小売り価格は69.99ドル。PCのUSBポートに接続して使うが、USBバスパワーで動作するためACアダプターは不要。

 IPEVOのSkypeハンドセット「FLY.1」は、Windowsにも対応する。ワイヤレスUSBドックを経由してPCと接続する。USB接続のハンドセットである「Free-1」対応のMacドライバも公開された。

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