電気通信事業者協会は4月7日、携帯電話/PHSの2005年度の契約数を発表した。携帯電話は479万4400、PHSは21万5400の純増で、合計500万9800の純増となった。
2005年度の携帯電話契約数で、純増トップに立ったのは315万6900契約を獲得したau。年間トップに続き(1月11日の記事参照)、2005年度の純増数でも首位を守った。また同社は2003年度から3年連続で純増数でトップに立ったことになる。
ー | ドコモ | au | ツーカー | ボーダフォン |
---|---|---|---|---|
1999年度 | 545万8000 | 156万2200 | 60万3500 | 198万7200 |
2000年度 | 686万3100 | 86万300 | 46万600 | 181万1600 |
2001年度 | 479万2000 | 122万8700 | −6万2700 | 225万4200 |
2002年度 | 313万7400 | 183万4900 | −10万8100 | 173万1300 |
2003年度 | 217万9600 | 290万9700 | −15万1500 | 103万9100 |
2004年度 | 249万6800 | 258万3600 | −4万2200 | 8万9300 |
2005年度 | 231万8700 | 315万6900 | −85万400 | 16万9200 |
2005年度の純増については、ツーカーからの同一番号による移行策(2005年12月の記事参照)が功を奏した部分もある。しかしKDDIによれば、それを差し引いても僅差でドコモを上回ったという。
2005年10月から2006年3月までの期間で、同一番号施策を利用してauに移行した契約数は70万5500件。auの2005年度の純増数315万6900から移行分を差し引くと245万1400契約で、ドコモの純増数231万8700を超えたことになる。
PHSは、事業者が相次いで撤退する中、攻めの姿勢を打ち出したウィルコムが(2005年11月の記事参照)86万400の純増を記録している。PHS全体の契約数も、ウィルコムの契約数が昨年比で4倍以上増えたことから21万5400の純増となっており、4年続いた純減に歯止めをかけた。
− | ウィルコム | ドコモ | アステル |
---|---|---|---|
1999年 | −16万5000 | 9万2000 | 700 |
2000年 | −16万9000 | 37万1000 | −6万7100 |
2001年 | −18万1300 | 11万 | −7万2500 |
2002年 | 3万3600 | −23万4000 | −3万5800 |
2003年 | −7万8500 | −9万6100 | −15万1600 |
2004年 | 13万4600 | −27万7800 | −51万6000 |
2005年 | 86万400 | −54万3000 | −10万2000 |
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