MNPを利用してauに変更したユーザー、6日間で10万件を突破

» 2006年10月30日 16時15分 公開
[園部修,ITmedia]

 KDDIは10月30日、番号ポータビリティ(MNP)を利用して他のキャリアからauに転入したユーザーと、auから他のキャリアに転出したユーザーの速報値を公表した。

 10月24日から29日までの6日間で、番号ポータビリティを利用してauに転入した契約の数は10万1200件と10万件を突破。一方、auから転出した契約の数は2万600件で、MNP利用者はトータルでは8万600件の純増となった。

MNP利用状況 (10月29日時点、速報ベース) 件数
auに転入 10万1200件
auから転出 2万600件

 10月28日と29日には、ソフトバンクモバイルでシステム処理遅延障害が発生し(10月30日の記事参照)、ソフトバンクからの転出およびソフトバンクへの転入作業が滞ったが、その影響も含んでの結果となっている。

 なおドコモでは「具体的な数値の公表予定はないが、全体的な傾向としては転入より転出が多い。ただしソフトバンクモバイルについては転出より転入が多い」とコメント。「今後903iシリーズが順次発売されるにつれて、転入が増えていくのではないか」(広報部)との見通しを示した。

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