KDDIは10月30日、番号ポータビリティ(MNP)を利用して他のキャリアからauに転入したユーザーと、auから他のキャリアに転出したユーザーの速報値を公表した。
10月24日から29日までの6日間で、番号ポータビリティを利用してauに転入した契約の数は10万1200件と10万件を突破。一方、auから転出した契約の数は2万600件で、MNP利用者はトータルでは8万600件の純増となった。
MNP利用状況 (10月29日時点、速報ベース) | 件数 |
---|---|
auに転入 | 10万1200件 |
auから転出 | 2万600件 |
10月28日と29日には、ソフトバンクモバイルでシステム処理遅延障害が発生し(10月30日の記事参照)、ソフトバンクからの転出およびソフトバンクへの転入作業が滞ったが、その影響も含んでの結果となっている。
なおドコモでは「具体的な数値の公表予定はないが、全体的な傾向としては転入より転出が多い。ただしソフトバンクモバイルについては転出より転入が多い」とコメント。「今後903iシリーズが順次発売されるにつれて、転入が増えていくのではないか」(広報部)との見通しを示した。
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