KLabは11月13日、公共料金の請求書などで使用される特殊なバーコードを解読する携帯向けエンジンを開発し、ライセンスを開始したことを発表した。
公共料金の請求書などで用いられるバーコードは「EAN-128」と呼ばれる国際標準規格。JANコードなどのバーコードと比べ、非常に多くの情報量を格納できるものの、携帯カメラでの読み取りは不可能とされていた。
今回KLabが開発した携帯向けバーコード解析エンジンは、撮影画像のボケ・かすれ、カメラレンズの歪みを考慮した認識アルゴリズムを搭載し、バーコード上のバーとスペースの輝度差を自動的に補正することで、高い認識率を実現したという。
同解析エンジンを携帯のJavaやBREWアプリケーションに組み込んで使用することで、公共料金などが携帯から支払い可能になる。現在はNTTドコモのJavaプラットフォームに対応しており、今後はauのBrewやソフトバンクモバイルのJavaプラットフォームにも順次対応する予定だ。
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