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1週間で会員数が10万突破──携帯向けSNS「EZ GREE」

» 2006年11月27日 14時44分公開

[後藤祥子，ITmedia]

　KDDIとグリーは、両社がau携帯向けに提供するSNSサービス「EZ GREE」の会員数が10万人を突破したと発表した。EZ GREEは11月16日からサービスが開始され、11月23日に早くも会員数が10万人を超えた。

　PC版GREEの登録ユーザーが、8月1日時点で会員数35万人とされる中（8月1日の記事参照）、携帯版が急速に会員数を増やしている。両社はEZ GREEの発表会で会員数の目標を「まずは100万人」としており（10月30日の記事参照）、好調なスタートを切ったといえそうだ。

　携帯電話向けSNSは、ディー・エヌ・エーの「モバゲータウン」が9カ月で会員数が200万人を突破するなど（11月24日の記事参照）、成長が著しい分野。他キャリアもサービスの導入には意欲的で、11月20日にはNTTドコモがオークション連動型のiモード版SNS「オクトモ」を開始（11月13日の記事参照）。ソフトバンクモバイルも孫正義社長が「（ソフトバンクが日本版を提供する）MySpaceと正式契約する前から携帯SNSを開発してきた」とするなど、サービスの提供に前向きな姿勢を見せている。

au公式SNS「EZ GREE」スタートで、GREEはこう変わる
KDDIと提携し、本格的な携帯向けSNSの提供に乗り出すグリー。携帯版“だけ”の機能を強化し、携帯SNSユーザーが大きく増えることによってGREEはどう変わるのか。新サービスのポイントと狙いを聞いた。
「Web2.0はもう古い」――グリーが携帯SNSでKDDIと手を組む狙い
Web2.0と呼ばれるようなサービスを5年前から手がけてきたグリーの田中社長にとって、「ロングテール」も「チープレボリューション」も過去のもの。次に“来る”のは携帯向けネットサービスと語る。
「PCの成功モデルをケータイで」――au向けSNS「EZ GREE」の狙い
KDDIとグリーは、au携帯で利用できるSNS「EZ GREE」を11月16日に公開する。公式SNSでau携帯へのロイヤリティーを高め、顧客囲い込みに生かすほか、広告や有料付加サービスから収益を得る計画だ。
「まずは100万、そして1000万人会員も夢ではない」──“EZ GREE”でKDDIとグリーが目指すもの
KDDIとグリーは、携帯向けSNS「EZ GREE」を11月16日より開始する。基本的なSNS機能のほか、auの各種新サービスとも連携でき、PC版と異なり会員からの招待なしでも利用できるのが特徴。「目下、100万人。そして1000万人の会員獲得」を目指す。
KDDI、モバイルSNS「EZ GREE」を11月中旬より提供
KDDIとグリーは、携帯だけで本格的なソーシャルネットワーキングサービス（SNS）機能が利用できるモバイルSNS「EZ GREE」を11月中旬より提供開始する。
携帯業界にSNSブーム
携帯キャリアが提供する初のSNS、EZ GREEがサービスを開始。“ケータイでSNS”が盛り上がりを見せ始めている。