特集:Longhornアプリケーションの構築方法:FTP Online(1/6 ページ)
Microsoftからリリースされた最近のOSとは異なり、Longhornは開発者に対して明確なインパクトを提供するだろう。ここでは、簡単なLonghornアプリケーションの構築方法について学んでいく(日本語訳:澤田侑尚) 。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
Longhornアプリケーションをビルドする前には、Longhorn Software Development Kit(SDK)またはLonghornに対応したVisual Studioをインストールする必要がある。Longhorn SDKをインストールすると、一連のスタートメニュー項目が作成され、そこからの起動が可能となる。
Windows XPの32ビットバージョンでデバッグモードのアプリケーションを起動するには、次のようにスタートメニューからたどっていけばよい。
[スタート]-[Programs]-[Microsoft Longhorn SDK]-[Open Build Environment Window]-[Windows XP 32-bit Build Environment]-[Set Windows XP 32-bit Build Environment (Debug)]
MSBuildの実行
Longhornアプリケーションビルドのために最初に使うツールは「MSBuild」となる。また、その利用方法に関して詳細な情報が必要な場合は、次のようにMSBuildヘルプコマンドラインのオプションをつけて実行すればよい。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
コマンドラインで何の引数も指定せずにMSBuildを実行すると、カレントの作業ディレクトリ内で「proj」で終わるファイル名を検索する。該当するファイルが見つかった場合は、そのファイルに含まれている指定文に従ってプロジェクトをビルドする。作業ディレクトリ内に複数のプロジェクトファイルがある場合は、コマンドラインからプロジェクトファイルを明示的に指定して実行すればよい。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
MSBuildはデフォルトの設定により、プロジェクトファイルの規定のターゲットをビルドする。ユーザーはこれを上書き可能であり、また、ビルドするターゲットを指定できる。例えば、CleanBuildというターゲットをビルドするには、MSBuildを次のように起動する。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
MSBuildで"Hello World"のビルド
では、全てのプログラマーにとっての伝統的な手続である、"Hello World"の書き方を説明しよう。最初にApplicationオブジェクトを定義する。大体の場合において、この処理はアプリケーション定義ファイルと呼ばれるファイルの中で行う。以下のHelloWorldApplication.xamlファイルはApplicationオブジェクトを定義している。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
この記事ではApplicationオブジェクトに対して、MSAvalon.Windows.Navigation.NavigationApplicationクラスのインスタンスを使用できることを実証していく。それを始めるにあたって、アプリケーションはHelloWorld.xamlファイル内で定義されたユーザーインタフェースを表示し、ユーザーをナビゲートする必要がある。HelloWorld.xamlファイルは以下の情報を含む。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
簡単なHello Worldプリケーションには、このコードが必要である。次に、アプリケーションのビルド方法を定義するプロジェクトファイルが必要になる。(コラム1参照)
コラム1:プロジェクトファイルの作成
プロジェクトファイルはアプリケーションのビルド方法を定義する。 このファイルおよび関連するファイルをディレクトリに配置することが必要であり、続いて対象となるファイルを含むディレクトリをナビゲートするためにLonghorn SDKコマンドプロプトを開き、MSBuildを実行する。これにより、実行可能なプログラムにコンパイルされる。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
© Copyright 2001-2005 Fawcette Technical Publications