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特集:Longhornアプリケーションの構築方法FTP Online(6/6 ページ)

Microsoftからリリースされた最近のOSとは異なり、Longhornは開発者に対して明確なインパクトを提供するだろう。ここでは、簡単なLonghornアプリケーションの構築方法について学んでいく(日本語訳:澤田侑尚) 。

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 アプリケーションをコンパイルすると、MSBuildはexeファイルに加えて、2つのマニフェストファイルを生成する。1つはアプリケーションマニフェストである「*.manifest」、もう1つは展開マニフェストである 「*.deploy」である。サーバからアプリケーションやドキュメントを展開するときにこれらのマニフェストを使用する。まず、アプリケーションとそれに必要なコンポーネント、および2つのマニフェストファイルを、サーバ上の適切な場所にコピーする。次に、展開マニフェストを編集し、アプリケーションマニフェストの場所を指定する。

 関連リンクで示した参考文献などを参照してもらえれば、アプリケーションの実行方法と同様に、2つのマニフェストファイルについて、これ以上のことを理解できる。また、この記事全般で引用されている新しいMSBuildシステムの開発を、なぜMicrosoftが選択したのかという疑問についても同様である。


 以上で基本のマスターが完了した。この記事で紹介された情報と、オンライン環境からの追加情報を利用することで、XAMLの記述とアプリケーションのコンパイルが可能となる。この章のフルバージョンでは、アプリケーションの展開と実行に関する解説も行っている。この記事におけるサンプルアプリケーションは単純なものであるが、最近のオペレーティングシステムのリリースで関連する技術を少しだけ提供した後のMicrosoftが、Longhornの開発者をどのような方法でターゲットにしているかを強く示唆している。

執筆者について

 Brent Rector氏はWise Owlの代表者であり創業者である。これまでに「ATL Internals and Win32 Programming」などのWindowsプログラミングに関する書籍を著述している。また、「Demeanor for .NET」の著者でもあり、.NETアプリケーションのコードに魅入られている。

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