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特集:全1回 Javaアプリ開発でなぜLinuxを使わないのかdev Java(5/8 ページ)

Javaアプリケーション開発に初めて取り組む際、疑問のひとつに開発環境がある。何のためらいもなくWindows上でアプリケーション開発を行っている人でも、なぜオープンソースと親和性の高いLinux上で行わないのか、と疑問を持つ人は多い。

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Webアプリケーションの開発の実際

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 「Sysdeo Eclipse Tomcat Lancher plugin」をインストールすると、「ファイル」→「新規」→「プロジェクト」を選択した際、画面6に見られるよう「Tomcatプロジェクト」が選べるようになる。

 Tomcatプロジェクトを選択し、プロジェクトを新規作成するとWebアプリケーションの実行に必要なWEB-INFなどのディレクトリが生成される。あとは、この中に必要なファイルを作成していけばよい。

 たとえばStrutsで構築するのであれば、Strutsの雛形のファイルである「struts-blank.war」をインポートすればよい(関連特集)。ただし今回はアプリケーション開発が主目的ではないため、すでに完成しているStrutsサンプルとして、「struts-example.war」をインポートすることにする(画面7)。


一般にStrutsアプリケーションを開発する場合には、struts-blank.warをインポートし、そこから手直ししてアプリケーションを開発していくことになる。その場合の設定も同じだ。EclipseでStrutsアプリケーションを開発する際の詳細については、「How to setup a basic Struts project using Eclipse IDE」に詳しく記載されている。

画面6■Tomcatプロジェクトの新規作成

画面7■struts-example.warのインポート

 実際にstruts-example.warをインポートすると、「org.apache.struts.*の名前空間が解決できない」というエラーが発生する。これは、Strutsのライブラリの場所をEclipseに通知していないためだ。この問題を解決するには、「プロジェクト」メニューから「プロパティ」を表示させ、「ライブラリー」の部分で、「WEB-INF/lib」ディレクトリにあるStrutsライブラリとなるjarファイル群を含めるよう指定すれば解決する(画面8)。


画像8■Strutsライブラリの設定

画像8a■Jar指定

 プロジェクトをTomcatプロジェクトとして作成していれば、コンパイル後のTomcatへのWebアプリケーションの配備は自動化される。すなわち、ビルドすればTomcatに配備され、「http://localhost:8080/プロジェクト名」のURLでアクセスできるのだ。

 この時、画面4に示した画面で「Tomcatをデバッグモードで起動しない」がオンになってなければ、Tomcatはデバッグモードで実行される。その結果、Eclipse上でブレークポイントを指定すれば、画面9のように、ソースコードを参照しながらのデバッグが可能だ。


画像9■Webアプリケーションのデバッグ

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