米EMCが7月20日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比33%増の19億7000万ドルで4期連続して2けた台の伸びを維持、純利益は136%増の1億9300万ドル(1株当たり8セント)となった。
買収で傘下に収めたDocumentum、LEGATO Software、VMwareの収益が全体の売り上げを押し上げた格好。この3社の収益を除くと、EMC本体の売上高の伸びは19%にとどまる。
特に主力のソフトウェア事業は、この3社が牽引して64%の増収となった。LEGATOはソフトライセンス収入が20%増、Documentumは14%増収、VMwareも過去最高の四半期収入を記録した。
システム事業は16%の増収、サービス事業は45%増収となっている。
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