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Debian JP project、Bagleワームの攻撃で一部サイト運用を停止
Debian GNU/Linuxの日本普及に向けて活動しているDebian JP projectは7月26日、「packages.debian.or.jp」の運用を停止すると発表した。
Debian GNU/Linuxの日本普及に向けて活動しているDebian JP projectは7月26日、「packages.debian.or.jp」の運用を停止すると発表した。
Debian JP Projectの会長がメーリングリストに送った内容によると、「packages.debian.or.jp」へのDDoS攻撃が7月22日朝から続いており、対策として運用を停止した。
DDoS攻撃は、Bagleワームの亜種「Bagle.aj」によるもので、同ワームの攻撃対象に「http://packages.debian.or.jp/1.jpg」がリストされており、その攻撃が開始されたとしている。
また、「packages.debian.or.jp」のサーバは「ftp.debian.or.jp」としても運用されていたため、攻撃の影響を受けてつながりにくい状態になっていたという。
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