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東芝、RDシリーズのセキュリティ設定を呼びかけ
東芝は10月4日、「ネット de ナビ」機能搭載の「RDシリーズ」が悪意の第三者によってスパムの踏み台として利用された事例を報告するとともに、利用者に対してネットワーク設定のセキュリティ機能を使うように呼びかけた。
東芝は10月4日、「ネット de ナビ」機能搭載の「RDシリーズ」が悪意の第三者によってスパムの踏み台として利用された事例を報告するとともに、利用者に対してネットワーク設定のセキュリティ機能を使うように呼びかけた。
対象となる製品は、「ネット de ナビ」を搭載した9モデル。同社が調査した結果、下記の1〜3または4のいずれかの条件で、かつセキュリティ設定(パスワード設定)を行っていない場合に対応が必要になるという。なお、出荷状態ではセキュリティ機能はオフになっている。
対象製品:RD-XS40、RD-X3、RD-XS31、RD-XS41、RD-XS41KJ-CH869(ハーロック仕様)、RD-X4、RD-X4EX、RD-XS43、RD-XS53
- 1.「ネット de ナビ」機能に外出先からもアクセスできるようにルータを設定している場合
- 2.ネットワーク接続したRDシリーズに直接グローバルIPアドレスを取得している場合
- 3.ADSLモデムやケーブルモデムに直接RDシリーズを接続している場合
- 4.ADSLやFTTH、CATVのモデムにハブを経由してRDシリーズを接続している場合
また同時に、該当機種のメインソフトウェアのバージョンを確認し、最新のものになっていない場合は必ずバージョンアップを行うこと。そして「ネットワーク設定」からパスワードを設定するように求めている。詳細は同社サイトの告知を参照してほしい。
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