Turbolinuxの最新版はリナックス普及委員会とともに……(2/2 ページ)
ターボリナックスは、「ATOK for Linux」と「筆ぐるめ for Turbolinux」を標準搭載したLinuxディストリビューション「ターボリナックス ホーム」を発表した。リナックス普及委員会なる不思議な組織を束ねる会長も登場し、異様な盛り上がりを見せた。
リナックス普及委員会会長が登場
説明会の後半では、司会に呼び込まれ、リナックス普及委員会会長の福下恵美さんが登場した。場の雰囲気からするとやや違和感を感じたが、一般的なWindows用ソフトの発表会などでは珍しくもない光景であるため、その意味ではLinuxの大衆化も感じる。
説明によると彼女は、リナックス普及委員会なる会の会長を務めるとともに、ターボリナックスイメージガールとして今後1年間活動するのだという。リナックス普及委員会が具体的にどのような活動をするのかといった声は、彼女を取り巻くカメラマンのシャッター音にかき消された。
すでに「ターボリナックス ホーム」を使っているという彼女は、以前、WindowsでNETSKY.Dに感染した経験を話し、ウイルスが少ないとされるLinuxに興味がでてきたと話す。そして、Windows側にたまったメールやIEのお気に入りなどが簡単に移行できるならLinuxでもいいかも、と話し、身近な存在としてのLinuxをアピールした。
「私がLinuxを使って感動した気持ちをみなさんにもお伝えしていければと思う」(福下さん)
そして、福下さんとのツーショットの撮影を抽選で選ぶ運びとなったが、そこで選ばれたのは、何と日本HPマーケティングソリューション統轄本部クロスインダストリソリューション本部Linuxマーケティング部長の宇佐見茂男氏だった。同氏ははにかみながら福下さんとのツーショットを撮影、「ターボリナックス ホーム」で結婚式風にコラージュされ印刷されたハガキをもらうこととなった。
前回に引き続き、これまでのLinuxディストリビューションの製品発表会とは趣が異なる発表会となったが、久保氏は最後に「いろいろと周りの変化はあるとしてもターボリナックスのスピリットは何ら変わっていないし、これからも変わらない」と述べ、発表会を終えた。
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