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チェック・ポイント、Integrityとの連携強化した「InterSpect」新バージョン
チェック・ポイントは、内部セキュリティに特化したアプライアンス「Check Point InterSpect」のバージョンアップを発表した。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは10月26日、企業内部のセキュリティ対策に特化した「Check Point InterSpect」のバージョンアップを発表した。
Check Point InterSpectは、TCP/IPやHTTPといったインターネットの標準的なプロトコルだけでなく、RPCやCIFS、DCOM、MS SQLといったLANで利用されるプロトコルにも対応したセキュリティ製品。システムを複数のゾーンに切り分け、それらの間でアクセス制御を行うことも可能だ。
新バージョンのCheck Point InterSpect 2.0では、同社が提供する管理アーキテクチャ「SMART」に対応し、複数のゲートウェイに対し集中的な設定/管理/運用が可能になったほか、包括的なロギング/レポートがサポートされた。防御用データのアップデートも、ワンクリックで行えるという。
また、Zone Labsの買収によってラインナップに加わったエンドポイントセキュリティ製品「Integrity」との連携が強化された。これにより、Integrityが導入された端末がセキュリティポリシーに合致しない限りネットワークへのアクセスを許可せず、必要に応じて厳重な防御を施せるようになる。
Check Point InterSpect 2.0は規模に応じて5モデル用意されており、価格は171万円から。
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