特集:Eclipseで始めるiアプリ――低レベルAPI編(3/10 ページ)
本格的なiアプリを作りたい場合、高レベルAPIではなく低レベルAPIを利用する必要がある。この連載の最終回では、図形アニメーション作成を通じて、Eclipse上での詳細な操作方法とデバッグ手法を解説していく。
イベントの処理として状態を表す変数を変更した後は、repaintメソッドで描画の更新を行います。
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実行させると、画面2のように図形がアニメーションします。
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キー操作で図形を動かすためには
キー操作によって図形を動かしてみましょう。
iアプリでキー操作によって図形を動かす時には、キーが影響を与える位置など状態を保存する変数を用意して、キーが押されたときにその変数の値を変更するようにします。
ここでは左右のキーで図形の位置と向きが変わるようにするので、まず図形の向きとX座標を保存する変数arcとxを用意します。
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描画に変数の値が反映されるように、paintメソッドでの図形の描画部分を書き換えます。
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最後に、キーが押された時に座標を増減させて、また向きが変わるようにします。
キーが押されたときの処理もprocessEventで行います。このとき第一引数で渡される値はDisplay.KEY_PRESSED_EVENTになっています。
第二引数に押されたキーを表す定数が渡されます。左キーはDisplay.KEY_LEFTで右キーはDisplay.KEY_RIGHTです。次のように処理を記述します。タイマーイベントによって再描画されるので、ここでは再描画を行っていません。
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実行すると、画面3のように左右キーを押した場合に動きます。
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