検索
特集

特集:Eclipseで始めるiアプリ――低レベルAPI編(3/10 ページ)

本格的なiアプリを作りたい場合、高レベルAPIではなく低レベルAPIを利用する必要がある。この連載の最終回では、図形アニメーション作成を通じて、Eclipse上での詳細な操作方法とデバッグ手法を解説していく。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

 イベントの処理として状態を表す変数を変更した後は、repaintメソッドで描画の更新を行います。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 実行させると、画面2のように図形がアニメーションします。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***


画面2■図形がアニメーションする

キー操作で図形を動かすためには

 キー操作によって図形を動かしてみましょう。

 iアプリでキー操作によって図形を動かす時には、キーが影響を与える位置など状態を保存する変数を用意して、キーが押されたときにその変数の値を変更するようにします。

 ここでは左右のキーで図形の位置と向きが変わるようにするので、まず図形の向きとX座標を保存する変数arcとxを用意します。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 描画に変数の値が反映されるように、paintメソッドでの図形の描画部分を書き換えます。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 最後に、キーが押された時に座標を増減させて、また向きが変わるようにします。

 キーが押されたときの処理もprocessEventで行います。このとき第一引数で渡される値はDisplay.KEY_PRESSED_EVENTになっています。

 第二引数に押されたキーを表す定数が渡されます。左キーはDisplay.KEY_LEFTで右キーはDisplay.KEY_RIGHTです。次のように処理を記述します。タイマーイベントによって再描画されるので、ここでは再描画を行っていません。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 実行すると、画面3のように左右キーを押した場合に動きます。


画面3■図形が左右に動く

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る