サン、RFIDシステム構築向けサーバ用ソフトを販売開始

サン・マイクロシステムズは、RFIDシステム構築向けのサーバ用ソフト「Sun Java System RFID Software」を販売する。

[ITmedia]

　サン・マイクロシステムズは11月4日、RFIDシステム構築向けのサーバ用ソフトウェア「Sun Java System RFID Software」を販売開始すると発表した。

　Sun Java System RFID Softwareは、RFIDリーダーから収集される大量のデータを選別するとともに、適切な処理と分析を行い、データを効率的に管理するためのソフト。標準規格「EPC（Electronic Product Code）」に準拠し、各種RFIDリーダーに対応できるという。

　対応OSはSolarisだが、今後Linuxへの対応も計画中だ。また、J2EEアプリケーションサーバソフト「Sun Java System Appliation Server」上で稼動し、JiniをはじめとするJava技術が採用されているため、特定ベンダ製品に依存することなく統合的なネットワークシステムを構築できるとしている。

　価格は1ライセンスあたり年額552万円（税別）。出荷開始は11月中旬から。