IDC Japanは12月15日、国内ストレージサービス市場に関する2008年までの中期予測を発表した。
これによると、2004〜2008年まで5年間の年間平均成長率(CAGR)は6.0%と予測されている。同社の分析では、国内のIT投資は抑制傾向が続くものの、国内ストレージサービス市場はいまだ成長段階にあり、ITサービス全体の成長率を上回るだろうという。
ストレージシステムの保守・メンテナンスサービスは、2003年の国内ストレージサービス市場で売上の6割を占め、ストレージハードウェアの出荷金額はマイナス成長となっているものの、保守・メンテナンスサービスの売上は向上した。
ネットワークストレージに接続されるサーバー数が増え、無停止稼動やミッションクリティカルシステムでの利用が増えているため、より高度なレベルの保守・メンテナンスサービスが求められている。
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