ベリタス、Backup Exec 10の導入支援コンサルティングサービス
ベリタスは2月9日、「VERITAS Backup Exec 10.0」を中核とした「データ保護ソリューション導入支援サービス」を開始した。導入支援サービスのほか、オプションの導入サービスと組み合わせて、ソリューションとしても提供する。
ベリタスソフトウェア(ベリタス)は2月9日、Windows向けバックアップソフト「VERITAS Backup Exec 10.0」を中核としたコンサルティングサービス「データ保護ソリューション導入支援サービス」を開始した。
Backup Exec 10.0は、1月に発表したWindowsプラットフォーム向けのバックアップソフト。初回のフルバックアップと増分バックアップからフルバックアップを合成する「合成バックアップ」や、複数のBackup Execメディアサーバを一元管理できる機能などを備えたのが特徴だ。
「システム全体の中でバックアップの位置付けが甘いことが多い。導入時からしっかりと設計していくことが必要」と木村裕之社長。10万円台の低価格と機能強化により、中堅企業でもBackup Execで十分なバックアップ環境の構築が可能としたが、運用のプランニングからリカバリのテストまでを支援して、より確実なデータ保護を可能にする狙い。
Backup Exec 10.0の導入支援サービスのほか、オプションの導入サービスと組み合わせて、「統合バックアップシステム構築」「リモートオフィスバックアップシステム構築」「データベースサーバの高速バックアップシステム構築」など、ソリューションのかたちでも提供していく。要望に応じて、事前アセスメントや運用マニュアルの作成なども請け負う。
Backup Exec 10.0の販売パートナーやシステムインテグレータを経由して提供されるほか、ベリタスが直接エンドユーザーにサービス提供することもある。導入支援サービスは、1サーバに付き21万円から。オプションなどを含め、サービス利用の最多価格帯は100万〜200万円になるという。
ベリタスはマイクロソフトと強い提携関係を持っており、Windows Server 2003にも同社のコンポーネントが利用されている。それらもあって、ワールドワイドのWindowsのバックアップ市場では強いシェアを誇っている。
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