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MSのウイルス削除ツール、オンライン版を日本語でも提供

主だったウイルスの検出、削除を行うマイクロソフトのツールのオンライン版が、日本語でも利用できるようになった。

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 マイクロソフトは2月17日付けで、MyDoomやNetSky、Blasterなど主だったウイルスの検出および削除を行う「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の日本語オンライン版を公開した。

 このツールはWindows XP、Windows 2000、Windows Server 2003が対象で、無償で利用できる。BlasterやSasser、Mydoomなど主なウイルス12種類の感染をチェックし、駆除するものだ。マイクロソフトは2005年1月の月例パッチ公開とともに同ツールを公開していた(関連記事)

 削除ツールには、Windows Update(Windows XPのみ)およびダウンロードセンターを通じて配布される「ダウンロード版」とActiveXコントロールを用いる「オンライン版」があるが、これまで後者は英語での提供となっていた。これが日本語にローカライズされて提供されることで、国内のユーザーも容易にウイルスのチェックを行える。機能は同等で、ウイルス定義の更新は毎月第2水曜日にバージョンアップされる予定だ。

 ただしマイクロソフトは、このツールはあくまで「特定のウイルスやワームなどの悪意のあるソフトウェアのみを駆除」するのもであり、ウイルス感染の予防や監視まではサポートしない、と説明。当初のリリース時に呼びかけたとおり、パッチの適用や他のウイルス対策ソフトの利用といった基本的な対策を併用するよう推奨している。

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