米Computer Associates International(CA)とQuest Softwareは3月24日、両社の間で争っていた知的財産権訴訟が決着したと発表した。和解条件としてQuestからCAに、1600万ドルおよび非独占ライセンス契約に基づく特許料を支払う。両社とも、過失あるいは責任については認めない。
CAは裁判で、Questがデータベース管理製品の開発に当たってCAの独自情報を流用し、知的財産権を侵害されたと主張。これに対抗してQuestも反訴し、特定のCA著作権に疑問を投げ掛けていた。
Questに対しては、データベース管理製品のうち「Quest Central for DB2」シリーズのマーケティングとライセンスの禁止などを命じる仮命令が出されていたが、この命令も解除。Questは同製品のライセンスとフルサポートを再開する。
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