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第9回 内部情報漏えい対策の常識(後編):知ってるつもり?「セキュリティの常識」を再確認(2/3 ページ)
情報漏えいの主要ルートといえるのが内部からによるものだ。内部情報漏えい対策を行う際に求められる機能などを説明した前編に引き続き、今回は実製品を見ていこう。
「秘文」と言えば、個人的には10年ほど前に発表された暗号化ソフトの印象が強いが、最近では「秘文Advanced Edition(秘文AE)」シリーズとして統合された内部情報漏えい対策製品群を意味している。2004年末で国内に50万クライアントの導入実績を誇っている。
暗号化機能に注目してみれば、基本的な機能を網羅した優秀な製品であるといえる。そのため、暗号化機能を持ち合わせていない内部情報漏えい対策製品が、暗号化機能部分を補完するために秘文を組み合わせて導入している実績もかなりあるようだ。
この製品についても、前回挙げた項目に沿って見てみよう。
表2●秘文 AEが備える内部情報漏えい対策機能
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前述の通りの定評のある暗号化機能に加えて、秘文AEシリーズの多様な製品群が、それぞれ上記の各項目をカバーする構成となっている。この製品の導入を検討する場合には、自社の望む内部情報漏えい対策がどのようなものか正確に把握したうえで、システムインテグレーターと入念に相談してシリーズ製品を選択する必要があるだろう。
製品の機能詳細や構成例については、日立ソフトウェアエンジニアリングのWebサイトで確認できる。
Digital Guardian(米Verdasys)
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