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セキュアブレイン、フィッシング対策システム「PhishWall」の出荷を開始

セキュアブレインは3月31日より、フィッシング詐欺対策のためのシステム「PhishWall」の出荷を開始した。クライアント版の無償ダウンロードも開始している。

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 セキュアブレインは4月6日、フィッシング詐欺対策のためのシステム「PhishWall」の出荷を3月31日より開始したことを明らかにした。

 PhishWallは、フィッシング詐欺を見破り、被害を未然に防ぐことを狙って同社が独自に開発したセキュリティシステム。Webサーバとブラウザの双方に専用モジュールを導入し、身元を示すデータをやり取りすることで正当なサイトか、フィッシング詐欺を仕掛ける偽サイトかを判断する仕組みだ。

 セキュアブレインでは、金融機関やオンラインショッピングなどを提供する企業向けに製品の販売/出荷するとともに、エンドユーザー向けにPhishWallクライアント版の無償ダウンロードを開始した。このクライアント版はWindows 98/Me、Windows 2000/XPに対応し、Internet Explorer 5.5以上で動作する。

 PhishWallサーバ版の価格は登録ユーザー数に応じて変動するが、20万口座を有するオンラインバンクの場合で2200万円。初年度30社への導入、1億5000万円の売り上げを目指す。

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