シービヨンド、RFID分野で2社と技術提携
シービヨンド・テクノロジー・コーポレーションは、RFIDのインフラ向けソフトウエアを提供するRaining Dataおよび、ConnecTerraと提携すると発表し、RFID市場への技術強化を図ることを明らかにした。
シービヨンド・テクノロジー・コーポレーションは4月12日、RFIDのインフラ向けソフトウエアを提供するRaining Dataおよび、ConnecTerraと提携すると発表し、RFID市場への技術強化を図ることを明らかにした。
提携により2社は、シービヨンドと共同で、業界標準技術をベースに、RFIDを活用するコンポジットアプリケーションを提供することになる。
ConnecTerra RFTagAware RFIDインフラストラクチャは、シービヨンドのプラットフォーム上で、RFIDリーダーからのEPC(Electric Product Code)イベントの収集、フィルタ、集合などのEPCイベントマネジャーとして機能する。結果として、導入企業は、RFIDで得たデータを業務アプリケーション上に生かすことができるようになるとしている。
一方、XMLデータ管理、XqueryおよびWebサービスに関する技術を提供するRaining Dataは、提携により、RFIDシステムによって生成されるデータフローを管理する機能を提供することになる。
また、サプライチェーンをまたがる外部業者間の協力体制を構築するために、それぞれの既存のアプリケーションから情報を収集し、統合する機能もここに含まれる。これにより、企業は、既存のシステムを活用してRFIDとセンサーデータを収集し、管理、統合を行う業界標準の技術をベースとしたプラットフォームを導入できることになり、トラッキング、トレース、製品リコール、事前出荷案内、受け取り確認、在庫の可視化などが可能になる。
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