経済産業省の杉山秀二事務次官は25日の定例会見でトレンドマイクロ「ウイルスバスター」の不具合について、「ネットワークは社会の基盤インフラとなっており、ウイルス対策ソフトは基盤をなす重要な部分。品質管理体制の強化を含め、適切な対応を求める」と述べた。
また杉山次官は、同省の担当部局が同社から事情を聞いていることも明らかにした。
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