地銀の大東銀行(本店:福島県郡山市)は5月6日、顧客4552件の口座番号などを記録したフラッシュメモリカードを紛失したと発表した。
記録されていた情報は個人4488件、法人64件の氏名と住所、口座番号、預金残高、貸出金残高など。いわき東支店の営業支援端末用カード1枚に記録されていた。
紛失が分かったのは5月2日朝で、現在までに見つかっていない。担当者が最後にカードを使用したのは4月28日夕方の帰店処理後だったという。
同行は「行内で誤って廃棄した可能性が高い」としている。データは暗号化とID・パスワードで保護されている上、専用端末でしか読み込めないため、情報漏えいの懸念は極めて低いとしている。
関連記事
- みちのく銀行、131万件の顧客情報紛失
青森のみちのく銀行が個人・法人約131万件の顧客情報を紛失。預金残高なども含まれるが、外部への流出はないとしている。 - みずほ銀行、約27万人分の個人情報を紛失
みずほ銀行は3月30日、全国167カ店で合計約27万人の個人情報を紛失していたことを発表した。4月1日に全面施行となる個人情報保護法を控え、保管状況を調査し判明した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.