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ビジネスとITの統合は「技術屋」にしかできないこと――ウルシステムズの漆原氏Interview(3/3 ページ)

ウルシステムズの漆原氏にSEの現状と今後について話を聞いた。(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)

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ITmedia 最近の導入事例に特徴はありますか?

漆原 最近では、要求開発アライアンスでも紹介された三菱マテリアルをはじめ、丸井、全日空などの業務改革を支援しました。丸井に関しては、同グループ全体の経営を支える戦略的なシステム設計において、全体設計から実装までをコンサルティングしています。

 同社のビジネスモデルは、店舗で販売されるすべての商品を本社で一括購入し、それを店舗間で移動させることによってすべて売り切るという独自のスタイルです。数百万単品におよぶ商品を売り切るべく、商品の売り上げと在庫をリアルタイムに把握するマーチャンダイジング戦略を情報システムでサポートしています。われわれのフレームワークであるUMLautソフトウェアフレームワークを導入することで、新営業基幹システムが2004年10月にカットオーバーしました。これをベースに、基幹システムを順次刷新する予定です。

 いずれのケースでも、確かにUMLを活用してシステムを実装しましたが、大事な問題は、顧客企業のビジネスが向上していくことにあり、テクノロジーそのものではありません。

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