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一宮市の小学校、全児童・職員の名簿がWinnyで流出
愛知県一宮市教育委員会は6月2日、同市立小学校の2003年度の児童名簿などがWinny経由でネット上に流出したと発表した。
愛知県一宮市教育委員会は6月2日、同市立小学校の2003年度の児童名簿などがWinny経由でネット上に流出したと発表した。
流出したのは、2003年度の全児童535人分と教職員約30人分の個人情報など。児童名簿には、氏名、住所、電話番号のほか、保護者の氏名や家族構成、通学グループ名が記載されていた。また、運動会の写真や一部教科の成績表までも同時に流出した。教職員名簿には、住所、年齢、教員免許の種類、出身大学、卒業年月日が記載されていた。
同教育委員会によると、教職員が自宅作業をするために名簿を持ち出し、使用した家族所有のPCがWinnyのウイルスに感染して流出したという。「これまでPCや情報の管理を徹底するよう指導してきたが、ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪している。
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