特集
SEの論理思考とビジネスの論理思考:一歩先を行くSEの「頭の使い方」(5/5 ページ)
一歩先を行くSEの「頭の使い方」を考える。(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)
金貨の話の解説
普通に考えると、
・1. | 4枚ずつ |
---|---|
・2. | 2枚ずつ |
・3. | 1枚ずつ |
の合計3回となる。
しかし、ここで軽いものを「選び出す」という視点ではなく、「除外する」という発想に切り替えると、以下のようなやり方を思いつく。
- 1.6枚を選び出し、3枚ずつ天秤に乗せる
- 2-1:つりあったら、残りの2枚を天秤に乗せる
- 2-2:つりあわなければ、軽いほうの3枚から2枚を選び、天秤に乗せる。そうすれば、その3枚のうちの1枚が軽い1枚だ。
この問題は「選び出す」からその対概念である「除外する」という視点を持つことがポイントである。そういう意味で、これは発想法に関する問題なのである。
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山崎 将志
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