独SAPが7月21日発表した第2四半期(4〜6月期)決算(速報値)は、売上高が前年同期比13%増の20億2000万ユーロ、純利益は同16%増えて2億8900万ユーロ(1株当たり0.93ユーロ)となった。
ソフト収入は5億7600万ユーロで前年同期より16%増加。米国では24%の伸びを示し、アジア太平洋地域は23%増、欧州・中東・アフリカ地域は9%増だった。
米国でのソフト収入増大が貢献して、Microsoft、Oracle、Siebel Systemsの世界大手4社に占めるSAPのシェアは第2四半期末現在で58%となり、前期の57%、前年同期の54%から拡大。米国でのシェアは41%(前期40%、前年同期36%)となっている。
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