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Intel、上海やカイロなど4カ所に研究センター開設

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 米Intelは、世界各地に特有の環境条件や市場要件を特定するために、4カ所の新しいプラットフォーム定義センターを開設したことを明らかにした。

 これらセンターはインドのバンガロール、エジプトのカイロ、ブラジルのサンパウロ、中国の上海に設置され、それぞれ主に南アジア、中東とアフリカ、ラテンアメリカ、東アジアを対象とする。

 各センターでは地元の民族誌学者、デザイナー、ソリューションエンジニア、システムアーキテクトを雇い、プラットフォーム開発のための研究と分析を行う。

 これらのセンターは、地域向けの技術やプラットフォーム計画に取り組んでいる。例えば中国では今年地元OEMにより、PCで子供の教育を改善することに関心を持つ保護者向けに設計された「ラーニングPC」が立ち上げられた。このPCには、保護者がPCを学習モードにロックできる物理的な鍵や、子供が中国文字を練習できるペン入力機能付きタブレットモニタなどが搭載されている。

 またIntelは地方や農業地域向けコンピューティングソリューションにも取り組んでいる。例えばインドの地方の村では熱やほこり、電源が安定しないなどの環境条件によってPC導入が妨げられている。これらの問題に対処し、従来のPCよりも良い動作条件を提供する取り組みが進められている。

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