Cisco、Catalyst 6500のIOSソフトにモジュール導入

Ciscoは「Catalyst 6500」スイッチにモジュール式のIOSサブシステムを導入し、不具合対策と復旧の高速化を図った。

[ITmedia]

　米Cisco Systemsは8月29日、「Catalyst 6500」スイッチのInternetwork Operating System（IOS）ソフトにモジュール機能を取り入れた「IOS Software Modularity」を発表した。

　IOS Software Modularityでは、モジュール式のIOSサブシステムを独立して実行することが可能。不具合対策と復旧の高速化を図り、予期せぬネットワークのダウンタイムを最小限に抑えるとともに、IOS Embedded Event Manager（EEM）を組み込んで、プロセスレベルの自動ポリシーコントロールを導入した。

　提供は既存のCisco IOS 12.2SXリリース向けとなり、IOS Software Modularityを組み込んだ「Catalyst 6500 Supervisor Engine 720」は10〜12月期、「Catalyst 6500 Supervisor Engine 32」は来年1〜3月期に投入予定。Cisco SMARTnet契約を結んでいる場合、追加ライセンスの購入は不要。